お盆のお休みのタイミングで大きな台風が来ているようです。

みなさん、どうぞお気を付けください。

毎日のように大変な暑さが続いていますが、台風のあとは猛暑になるとか...。

お外でお仕事をされる方、スポーツされる方、遊ぶ方、本当に気をつけないと熱中症で搬送される事態になってしまいます。

もちろん、おうちの中でも熱中症の危険は十分にあります。

以前、熱中症の対策については過去の記事であげましたが、さらに今年も新しいバージョンでお伝えしたいと思います。

同じ環境にいても、やはり熱中症になるか人、ならない人がいますよね。
その人のその時のバイオリズムもあるし、睡眠が十分に取れているかも重要なポイントですね。
そして、その人の体内のミネラルの量がバランスよく存在しているかも重要なポイントですね。

*脱水かどうかチェック!

そして水分量は十分でしょうか。
まずは脱水になっていないか、確認してみましょう。

☆指の爪の先をつまんでみましょう。

つまんだ指先を離したときに白くなった指先が3秒経ってもピンク色に戻らなかったら脱水の可能性があります。

☆ハンカチーフサイン

手の甲の皮膚をつまみ上げて脱水状態をチェックする方法です。
正常な状態ならすぐに戻りますが、脱水を起こしていると、ハンカチをつまみ上げて離したようにしばらく戻りません。

✳︎熱中症になってしまったら?!

熱中症になった場合に、体の熱さやまたは水分不足を感じ、お水を大量に飲んでしまうと、体がかえって誤作動を起こしてしまうことがあります。
汗をかくと、水分と共にミネラルが流失してしまいます。
水分だけが大量に入ることにより、体内のミネラルが薄まってしまうのです。
まず、脱水症状により血液の量が減少し、血圧が低下します。
血圧が低下すると、必要な栄養素や必須ミネラルを体に行き渡らせられなくなり、老廃物を排泄する力が低下します。
骨や筋肉から必要なミネラルが失われることにより、脚がつったり、震えが来たり、しびれたりするなどの症状が誘発されます。
体温調節機能も低下し、熱がこもった状況になり、体温上昇や、意識障害が起きることもあります。

*自分で作るORS: 経口補水液(Oral Rehydration Solution, ORS)

※豊受クリニックの高野先生から教えていただきました。

水 800ml
100%オレンジジュース 200ml
砂糖またはブドウ糖 20グラム(大さじ2)
塩 5グラム(小さじ1)

市販のものは添加物も多く、人工甘味料が使ってある事も多いので、避けたいところですね。

✳︎熱中症のホメオパシー的予防

外出するときにはもちろん、暑い夏を乗り切るためには、普段からのケアが大切です。

☆500CC のお水に+海塩(藻塩や焼き塩 ミネラルが豊富に入っています)
精製塩を一つまみ+アルファルファのマザーチンクチャーを主体としたミネラルのサポートチンクチャーを10滴。
飲むたびにシャカシャカ振って活性化し、1日で飲み切りましょう。

ミネラルのサポートチンクチャーにはミネラルたっぷり、栄養たっぷりなアルファルファと有用ミネラルを吸収しやすい体を作るためのレメディーが入っています。

季節に関わらず、定期的にティシュソルト(生命組織塩)のコンビネーションレメディーを摂ることもお勧めです。

✳︎熱中症になった時のホメオパシー的ケア

  •  Bry(ブライオニア) 全般に。喉や口が渇き大量に水を欲しがる。だるさ。汗がかけない。
  •  Zinc(ジンカム/亜鉛) 全般に。痙攣やこむら返りに良い。
  •  Ip(イペカック) 吐き気、嘔吐時に。
  •  Bell(ベラドーナ) 頭がズキズキ痛む時に。 脈打つような痛み。
  •  Chin(チャイナ) 体液の喪失で悪化した時に。
  •  Ant-c(アンチモニューム・クルーダム) 内部に熱がこもった時に。
  •  Mag-p(マグフォス/リン酸マグネシウム) 筋肉が痙攣したり、痛みがあるときに。麻痺。

ミネラル分と水分補給をしっかりして、脇の間、鼠径部を冷やすと、こもった熱を放散しやすくなりますよ。

◆注意事項

持病がある方やご年配の方で、水分を吸収する力が弱い方、汗をかきにくい方、腎臓が弱い方は、脱水症状が進んで、熱が下がらない傾向が見られます。
そのような場合は、無理をせず、医療機関にて点滴の処置をされますようにお願いいたします。

救急車が必要かどうか迷うときには#7119にダイヤルして医師や看護師、相談員の指示を仰ぎましょう。

詳しくは総務省消防庁のホームページでご確認くださいね。

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